ヴァン・ダムの自虐映画「その男ヴァン・ダム」
[2011年2月26日 14:40]
よくレンタルビデオ店で「あ!あれ観忘れていたな」となっても、タイトルが思い出せず一苦労するのです。しかし、これはそのままジャン=クロード・ヴァン・ダムの映画「その男ヴァン・ダム」なのですぐ思い出し、探す事が出来ました。
ヴァン・ダムがヴァン・ダムを演じる
ハリウッドのアクションスター、ジャン=クロード・ヴァン・ダムの主演映画です。しかし、これはアクション映画ではなくハリウッド映画でもありません。ベルギー・ルクセンブルク・フランス合作となる映画です。私生活では何度も離婚を経験、子供の親権で裁判となり、今やすっかり落ちぶれてしまったヴァン・ダムが、そんな本人を演じる自虐ネタ的映画です。
映画「その男ヴァン・ダム」予告編
初めて彼の映画を観たのは初期の主演作「サイボーグ(1989年)」でした。低予算のB級映画ではありましたが、全欧プロ空手選手権ミドル級王座を獲得した彼のアクションはナイフさばきの演出と相まってキレのあるものでした。後に『ロッキー4』の「ドラゴ」演じたドルフ・ラングレンと共演した『ユニバーサル・ソルジャー』ではアクションスターとして注目を浴びることとなります。
余談ですが「サイボーグ 2(1989年)」なる続編がありまして、あのアンジェリーナ・ジョリーの主演デビュー作となっています。
jean claude van damme cyborgs predator2029
後にヴァン・ダムは、香港映画『男たちの挽歌(1986年)』のジョン・ウー監督初ハリウッド進出映画『ハード・ターゲット(1993年)』の主役となり、ハリッドスターの仲間入りを果たします。しかし、1997年にデニス・ロッドマンと共演した『ダブルチーム』で、ゴールデンラズベリー賞(第18回)最低スクリーンカップル賞をデニス・ロッドマンと共に受賞します。最近ではアクションスターとしても取り残された感のあるヴァン・ダム。「その男ヴァン・ダム」の劇中ではジョン・ウーやハリウッドスターに関する批評が随所に出てきて笑えます。
90年代のハリウッドスター再確認
近年、ミッキー・ロークの『レスラー(2008年)』やシルヴェスター・スタローンの『エクスペンダブルズ(2010年)』など、一時期トップスターであった役者の再起ものが作られるようになりました。ミッキー・ロークは『レスラー』で再評価され『アイアンマン2(2010年)』では悪役として出演しています。ヴァン・ダムもこの後『ユニバーサル・ソルジャー:リジェネレーション(2009年)』でドルフ・ラングレンと共に出演しています。
ユニバーサル・ソルジャー:リジェネレーション
永遠のアクションスター
アクションスターはいつの時代も特に男の子の憧れです。40を過ぎた今でもブルース・リーをかっこいいと思うし、ふざけてまねたりもします。そんな憧れのアクションスター達でも容赦なく歳をとるわけで無理もできないことでしょう。皆、歳相応のアクションスターであってほしいです。それでも当時の映像には変わることのないかっこいいアクションスター達を観ることが出来きます。何度も当時の感動を呼び起こすことができるのですから、映画というものの良さを再認識しました。

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